デジカメ写真をスマホに飛ばすEye-Fiカードのおすすめポイントと比較まとめ。

Eye-Fi Pro X2 8GB を使い続けて早4年。
新型のMobiが発売されている今、旧型のX2を使っている人は稀かもしれませんが・・・ 買い換えの必要性を感じないくらい必要十分な機能を備えていたので、多分中身のNANDが逝くか、転送用のiPhoneアプリが廃盤になるまで使い続けると思います。それくらい便利。

そもそもEye-Fiとは?

Wikipediaとかで調べればいくらでも情報出てくるので、~~手を抜いて~~簡単に。
無線LANアクセスポイント機能を備えたSDカードのことです。
Pro X2は、今や中古でしか入手できないのかも。

Mobiは使ったことないんですが、大体似たようなもんです。
Eye-Fi専用のクラウドに写真を自動同期する機能があるそうですが、どうせ無料枠のクラウドストレージ容量は大したコトないと思うので、あまり興味なし。

ちなみに、後発のFlash Airとは似て非なる製品です。詳細は後ほど。

Eye-Fiで何ができるの?

できることは、とてもシンプルです。
無線LAN経由で、写真や動画をスマホやパソコンに転送することができる。
それだけ。でもこれが結構重要。
スマホのカメラにも、光学ズーム機能や手振れ補正機能まで備わって、一昔前では考えられないくらい綺麗な写真が撮れますよね。
でも、専用のカメラ、特にデジタル一眼には、画質やズーム倍率などで敵うはずがない というより、役割分担すべきと思っています。
ちゃんと撮りたい写真はデジタル一眼で撮影した後、スマホで軽く加工してSNSでシェアする、といった具合に。
この、カメラとスマホの間を繋いでくれるのがEye-Fiなのです。

Eye-Fiの接続方法

Eye-Fiカード自らが無線LANアクセスポイントとなるので、スマホからアクセスポイントに接続した上で、スマホにインストールした専用アプリを起動すると、自動的に無線経由でSDカードから写真が転送される、といった流れになります。転送する写真は事前にカメラ側で選んで、写真をロックする必要があります。
とはいえ、デジカメで撮った写真は大概その場で確認するので、お気に入りの写真にロックボタン押しとけばいいだけです。
接続してアプリ起動で勝手にスマホに転送される、この手軽さがとてもいいんですよね。
転送された後は、スマホ標準の写真閲覧アプリでの簡易編集も、Instagramによる加工も、その他画像編集アプリ
で、その専用アプリはこちらです。Eye-Fi mobi用アプリは別アプリになるのでご注意。

Flash Airの接続方法

間を繋ぐという意味では、Eye-FiもFlash Airも同じなんですが、その繋ぎ方と使い勝手はかなり異なります。
Flash Airカード自らが無線LANアクセスポイントとなる点では同じですが、Eye-Fiとは違って専用アプリは必要なし。
スマホのブラウザを開き、Flash Air側にアクセスすることで、Flash Air内の写真サムネイル表示ができて、そこから写真をダウンロードできます。
と聞くと、Eye-FiよりもFlash Airの方が手軽そうでいいと思いますよね?
私もそう思ってFlash Airに浮気した口なんですが… この「スマホのブラウザを開いてサムネイル表示から写真をダウンロード」という手間が、想像してたよりはるかに面倒くさいんです
Eye-Fiなら、接続してアプリ起動すれば勝手に写真が転送されてきたのが、Flash Airだとブラウザ開いてちまちまとサムネイルを長押しタップして「写真を保存しますか?はい or いいえ」を選択して… って、やってられん!
何より、Flash Airはイマイチ安定性に欠けていて、ブラウザ経由でサムネイル表示できずにいきなり切断されてしまうこともしばしば。
あまり真面目に原因を追ってませんが… 多分、SDカードに無線アクセスした際のFlash Air側の消費電力が大きすぎて不安定なのかな?と想像しています。
スマホからFlash Airにブラウザ経由でアクセスできるってことは、Flash Air内部ではWebサーバ(Apacheよりは軽いヤツだろうけど…)が稼働してるってことだもんなぁ…。

まとめ

結局、Flash Airをディスる感じになってしまいましたが、APIを公開していたり、それを使ったハッカソンを開催したりと、Makers寄りな利点盛りだくさんなので、そういうのに興味ある人は使ってみると面白いかも。
普段使いには断然Eye-Fiをお勧めします。やっぱ自動転送は捨てがたい機能 というより、既に離れられません。
試しにおひとつどうぞ。

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