原発を動かし続けるための、核燃料サイクルという神話。

ここ最近の報道ステーション、古舘伊知郎さんが飛ばしますね。
2016年3月3日放送の内容も、かなり突っ込んだ内容でした。
原発を動かし続けるために必要な、核燃料サイクルという神話。
もし、その神話が無くなれば、これまで資源として扱ってきたプルトニウムはただのゴミと化してしまう。
原発を動かし続けるには、核のゴミを生み出しているのではなく、再処理によって資源を生み出しているという名目が必要。
核燃料サイクルの実現可能性は問題ではない。
あくまで核燃料サイクルという神話が必要なだけなのだ。
世界中で高速増殖炉の研究が断念される中、失敗続きの日本がそれを止めない理由としては十分すぎる内容でした。
その原発関連システム開発の一部を担う企業のグループ会社へ来月から転籍となる自分は、一体何をしてるんだろう。
辞めてしまいたい。
でもその勇気がない。
独立できるだけの実力が自分にあるとは、お世辞にも言えない。
だから大したことは何もできない今の自分を脱するためにも、転籍してパワーエレクトロニクス関連技術を身に付けて、将来的には再生可能エネルギーに関連した仕事に就ければ…という思いもあって、転籍を決めた。
けど本当にそんな理想、実現できるのか。
汚れきった原発から得たお金で成り立つ自分の仕事、生活、そこから抜け出せない自分。
情けない。

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