sparkfunにて購入。人生初の個人輸入です。
ガイガーミュラー菅にLND-712を採用したやつになります。
決済したあとで、sparkfunから調査というか、質問が飛んできました。
「何の目的で本製品を購入したのか?」「自分以外の誰かに譲渡する予定はあるか?」なとなど。
raspberry pi zeroを買ったときは何も聞かれませんでしたが、発生源ではないにせよ、放射線が絡むと輸出入の規制が厳しいのかな。
で、無事届いた製品の外観がこれ。
自宅に定点観測所が欲しいと、かなり以前から考えていたこともあり・・・
- 空間放射線量データを公開しているSafecast。REST API経由で定点観測データを自動送信するには?
- Raspberry Pi Zeroセットアップでするべき事4つ。
- SparkFunのSEN-11345をcpm単位で空間線量を返すように修正してみる。ついでに、OSXでmakeする環境整備も。
早速仮組みして、超簡易的にですが、完成してしまった。
上の記事の通り、ガイガーカウンタにはcpm(カウント毎秒)単位で計測データを返すように修正したソフトを書き込み済みなので、USBシリアル経由で出力するその文字列をPythonで少し加工してuSv/h単位に変換してやる、というコードです。
from serial import Serial
port = Serial("/dev/ttyUSB0", baudrate=19200)
while True:
cpm = int(port.readline().decode("ascii").split()[0])
usv = cpm * 0.00812
print("{:.2f}[uSv/h]".format(usv))
port.readline()
は改行コードを読み取るまで処理をブロックします。ガイガーカウンターは20 cpm n
のような文字列データを出力するようにしているので、それをbin形式からunicode文字列型に変換後、空白でsplit()
して、cpm単位の値に係数を掛けてuSv/hに変換し、printします。
結果は下記の通り。
0.13[uSv/h]
0.11[uSv/h]
0.08[uSv/h]
0.11[uSv/h]
0.09[uSv/h]
0.13[uSv/h]
0.11[uSv/h]
0.14[uSv/h]
0.12[uSv/h]
0.16[uSv/h]
0.11[uSv/h]
0.16[uSv/h]
0.08[uSv/h]
0.13[uSv/h]
0.07[uSv/h]
0.13[uSv/h]
0.09[uSv/h]
0.12[uSv/h]
0.11[uSv/h]
0.11[uSv/h]
元々所有しているガイガーカウンタとほぼ同等の結果が得られました。
あとはこれをデータベース化するなり、Tweetするなり、グラフ化するなり、好きなように料理すれば良いと。
悩むのはソフトよりハードなんですけどね。これらを防水ケースに詰め込み、屋根代わりの太陽光パネル裏に貼り付け、半永久的にデータを送らせて…。
またホームセンター巡りが始まるなぁ。