オフグリッド電源を勧める理由。

オフグリッドと聞くと、やたらと大掛かりな仕掛けが必要そうに感じますが、スマホやタブレット、ノートPCを充電する程度なら意外と簡単なんです。
お金もそんなにかからないし、有事(停電)のときは非常用電源になるし、平時は多少とはいえ電気代節約にもなるし。
最初は妻も えっ(; ̄O ̄) て雰囲気で見守っていましたが、さすがに例の原発や、各地で起きる地震の被害を見ていると… 備えておいた方がいいよねと、最近はむしろ推進派。
んで、オフグリッドシステムに必要な機材は本当に少なくて、たった3つなんです。

オフグリッド電源最小構成は?

  • チャージコントローラ
  • 太陽光パネル
  • 蓄電池

安く抑えれば、全部込みで1万円ちょいでいけます。

チャージコントローラ

自己消費電力が小さく、小型軽量な上、日本製で品質も問題無しの電菱製がオススメです。
こちらは12Vの蓄電池用。10Aまでいけます(12Vx10A=120W)。予算に余裕があれば、24V用でもいいと思います。大して値段変わらないし。

こちも12V蓄電池用ですが、最大電流がSA-BA10の倍まで耐えられます(12Vx20A=240W)。

こちらは24V蓄電池用です。最大電流は10Aですが、24VなのでSA-BA20と同じく、240Wまでとなります。

家電も使える規模の、ある程度容量大きめな蓄電池と太陽光パネルを採用するなら、迷わずMPPT方式のチャージコントローラにすべきですが… 値段も跳ね上がるのでこれについてはまた今度。

太陽光パネル

安さ重視なら20Wなんてのもあるんですが、あまり発電容量小さいと蓄電池の充電にやたらと時間がかかるので… スマホタブレット用途とはいえ、最低でもこれくらいは必要かなと。

蓄電池

スマホやタブレット程度とはいえ、ある程度容量のある蓄電池で、かつ値段もそこそこ安いものといえば… 以下のLongシリーズなんてどうでしょう。
私も車のダッシュボード発電で使っていて、品質的にも全く問題無い品です。

上記システムでどの程度使い物になるのか?

チャージコントローラSA-BA10が3180円、太陽光パネルSP030が4980円、蓄電池WP20-12が4620円なので、計12780円。
太陽光パネルの最大出力動作電が1.65Aなので、チャージコントローラの効率が70%と過程して、20Ahの蓄電池を満充電(蓄電池の容量を使い切ることは基本ないので、50%まで使うと過程)するのにかかる時間は、約8時間。
iPhone6sのバッテリ容量は1715mAhなので、蓄電池満充電状態で5.8回充電可能、蓄電池を使い切っても晴れていれば丸1日かければ回復しそうですね。
といった感じで、意外と簡単だってことが実感していただけると思います。実感しましたよね?

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

Close Bitnami banner
Bitnami