膨れ上がる教育費負担…少子化対策は?

国立大授業料、54万円が93万円に 2031年度試算の記事を見てビックリ。

 文部科学省は1日、年間約54万円の国立大学授業料について、2031年度には93万円程度に上がるという試算を示した。大学の収入の核となる国の運営費交付金が大幅に減らされる可能性があり、大学が減らなければ、授業料で減収分を賄う必要性があるという。
 財務省は、全86国立大学の収入の3〜4割を占める運営費交付金約1兆1千億円を31年度までに約9800億円にする方針だ。
 文科省の常盤豊・高等教育局長は「授業料で賄うとして試算すると(31年度には)約93万円。年間2万5千円の値上げが必要」と答えた。馳浩文科相は「学生になるべく教育費負担をかけないようにする必要がある」として、来年度予算で交付金の額を充実する考えを示した。

文部科学省が公表しているデータ簡単にグラフ化して見ると、大学の学費は値上げの一途。
今後もまだまだ上がるそうです。

軽減税率の適用範囲拡大の煽りで、子育て給付金も来年度から廃止することが決定したみたいですし。
年3千円程度の給付金、支給するだけ経費の無駄じゃないか?とは思ってましたが、それと同時に年金受給者への3万円支給を決定するというのは、少子化対策やる気はさらさらありませんという意思表明にしか見えない…。
世界で43位の東大を抜いた、26位のシンガポール国立大学NUS、「学費・家賃タダ」の正体 海外に出て気づく「日本の大学の未来は暗い」を見ると、羨ましい限り。
結局、国はどこに向かって走っているのか、そこへ辿り着くにはどんな犠牲を払う必要があるのか、何も分からない現状が不安や不満を増幅させているとしか思えない。
選挙に出向いて投票するくらいしか出来ることはないのか?デモに参加?それを実行したところで利害関係者達の利になること以外は変わらないよね?
何をどうすればいいのか、今日も何も結論は出ず…。

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