スマホ充電用オフグリッドシステムを改良しました

1500W家電が使えるオフグリッドシステムとは別に、我が家には去年の9月にわたしたち電力主催のワークショップで製作したミニミニ太陽光システムがあります。電気を自給できる感動を味わった初の試作機。

上の写真を見てわかる通り、扱いがぞんざい過ぎたので、以下のように組み直しました。

USB充電器兼ノートPC電源の全体像


棚は近くのホームセンターで売ってる木材を適当に組み立て、適等に穴を開けて、各パーツをねじ止めしてあります。パネルは小型の20Wで格安5000円強。
バッテリーも小型の12V12Ah(144Wh)で、格安4000円弱。バイク用かな?
チャージコントローラは日本企業、電綾製のPWM方式コントローラ(詳しくはこちら)。これも小型でしかも安い。3000円強。パネルの発電力が低いので、MPPT方式にするまでもないと、割り切りました。

400W正弦波インバータ


天気のいい日はノートPC電源としても活用できるように、安めの400W正弦波インバータを付けました。8000円ちょい。バッテリー直結です。
DC電源としてスマホに給電した方が効率いいので、AC電源としてはあまり使いませんが…

DC(直流)降圧回路


USB端子付きDC降圧回路はこれにしました。600円強。
入力電圧12-40Vに対応しているので、将来的にバッテリー電圧を上げても余裕で対応できます。その横にあるコンセントは、使いやすいように400Wインバータから引っぱってきました。第二種電気工事士技能試験練習部品の余り。
DC降圧回路は車のシガーソケット用USB端子を分解してもいいんですが、あまり美しくないので…。
これなら、最大出力電流8AなのでiPadの充電も余裕です。

電圧計

バッテリ電圧は大体11V以上をキープするようにしましょう。
都度テスターで測るのはめんどくさいので、車・バイク用の小型デジタル電圧計を取り付けました。約400円。

まとめ

AC電源不要なら以下の構成で十分です。部品代は合計13000円程度で、各種ケーブルや台を合わせると、高くついても20000円に収まるかな。

  • 20W太陽光パネル
  • PWM方式チャージコントローラ
  • 12Vバッテリー
  • 小型デジタル電圧計
  • DC降圧回路(USB端子付き)

太陽光さえあれば無料で電力が得られるのは、使ってて気持ちがいいです。ぜひお試しあれ。

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