ソフトバンクiPhoneをファクトリーアンロックしてから早1年。何の問題もなく使えています。
ファクトリーアンロックとは何か? 脱獄(Jail Break)とはどう違う? 手順は? 本当に大丈夫? などの情報をまとめてみました。
そもそもSIMロックとは?
大手キャリアからiPhoneを買うと、囲い込みのためにSIMがロックされています。ソフトバンクで買ったiPhoneはソフトバンクSIMでしか使えないよう、アクティベーションサーバが情報を管理しています。
iPhoneを使い始めるのにインターネット環境が必要な理由は、このアクティベーションサーバに接続するためなんですよね。
引用元:週刊アスキー
SIMロックによるデメリット
SIMロックによる制限のおかげで、用途に合わせてキャリアを替えたり、海外旅行でプリペイド型のSIMに差し替えたり、といったことができません。
そして、端末の実質0円キャンペーンとかでばらまいた端末代をキャリア側が回収するため、なんだかんだオプション付けられて、どう頑張って節約しても毎月6〜7千円スマホ代で消費します。夫婦合算で1万5〜6千円。年間だと19万円にもなるんですよね。
様々な自由を奪う憎きSIMロック…。
ファクトリーアンロックとは?
SIMロックされたスマホ端末、実はロック解除できるのです。
先ほど出てきたアクティベーションサーバの情報を業者さんに書き換えてもらいます。これをファクトリーアンロックと呼びます。脱獄みたいな非正規ルートではなく、一応正規の方法らしいです。
アクティベーションサーバの情報を書き換えるだけなので、スマホ端末を業者さんに送るといった面倒な手続きが一切ないのがいいですね。
詳しくは週アス記事で図解されているので、詳細はそちらを参照ください。
ファクトリーアンロックの具体的な手順
私の場合はソフトバンクiPhone5s 16GBをファクトリーアンロックしてもらいましたが、申し込んでからおよそ2ヶ月くらいかかりました。
どうしてもSIMロックフリー版iPhoneが欲しかったので、Apple Storeで買い直すことも考えましたが、アグボグブロシーのようなこともあるので、すでに所有しているiPhoneを使い倒すと決心して、ひたすら待ちました。1ヶ月単位で待つのが嫌な人は、素直にApple StoreやオークションなどでSIMフリー版iPhoneを購入した方がいいかもしれません。
前置きが長くなりましたが、ファクトリアンロックの具体的な手順は以下になります。
- 小龍茶館のサイトの注意書きをよく読み、所有するiPhoneに対応しているか確認する(iPhone 6s Plusにも対応しているので、ほぼ網羅されていると思います)
- 所有するiPhoneのIMEIやシリアルナンバーを携え、サイトのフォームから申し込む(調べ方はサイトに記載されています)
- 小龍茶館から確認メールを受信したら、指示通りに代金を振り込み、しばし待つ(ソフトバンクiPhone 5s 16GBで、2014年12月時点で2,000HKD。日本円で2万円程度? 機種や不揮発メモリサイズで値段が変動します)
- 待っている間に、動作確認用のSIMを入手する。5.の後でもいいかも。(b-mobileの基本料0円SIMがお勧め)
- SIMロック解除完了メールを受信したら、指示通りにアクティベーション作業を行う(iPhone内部のデータは保持されるのでご安心を)
動作確認用SIMは、とても重要です。できる限り事前に用意しておきましょう。
もしロック解除出来たとして、本当に通信できるか試験せずに、キャリアとの契約解除なんてできませんよね。元の大手キャリアSIMでは、SIMロック解除の確認になりませんし。docomoと契約済みの知人からSIM借りて確認するなんて面倒ですし。
ということで、b-mobileの月額基本料0円SIMがお勧めです。持っておくだけなら月学基本料はかからないし、動作確認で一瞬使ったらあとは半年放置すれば自動的に解約されます。
お勧めSIMカード
速度の安定性、速度制限のシステム、料金の面から、OCNモバイルONEがお勧めです。
私が契約しているのは、最大通信量が1日おきにリセットされるタイプで、1日110MBまで、月に直すとだいたい3GBの通信量です。月ごとにリセットするタイプの契約だと、3GBを一気に使い果たしてしまった時、次の月まで通信制限が解除されないのが痛い。ので、1日おきにリセットしてくれるOCNなら、その日使いすぎても次の日になれば通信速度が回復してくれるので、安心ですよ。
まとめ
- 大手キャリアiPhoneを所有している人は、小龍茶館でファクトリーアンロックしましょう
- ロック解除の検証には基本料0円のSIMを事前に準備しておきましょう
- 本命の格安SIMは、その時々の評価を念入りにチェックし、自分にあった料金体系のものを選びましょう。
1年前は、ぷららモバイルLTEのSIMの評判がすごく良かったんですが、今はあまり評判よくないみたいですね・・・。加入者が増えすぎたんだろうか。
使い物にならん!ぷららモバイルLTEのプランを無制限から定額に変更。: ぷららモバイルLTEが遅くて使い物になりません! 昨年の夏からぷららモバイルLTEの音声通話付き格安SIMを使っています。… https://t.co/Q80JiFGagY #LTE
— LTE研究家 (@LTE_info_jp) 2016年7月9日
DTI SIMデータつかい放題、ぷららモバイルで鍛えられた自分にとっては快適。
あとは、増強が継続的に行われることを願う。— ワイワイ! (@zc_WAIWAI) 2016年7月8日
NTTぷらら 無制限SIM
いやぁ、素晴らしい速度だ!__
_(_`^´_)_ pic.twitter.com/zNfR8IgoYK— _WinterMagician_ (@2ZGRG) 2016年6月12日